⑪床塗装完了 洗い出し外壁の家 室内リノベーション

ブラインドを設置しました 2024/1/15

施主様がご購入された中古物件をリノベーションさせていただきました。
昭和56年に建築された洗い出しの外壁に和瓦のお家。
今回のリノベーションは、室内の1階部分をがらりと変え、外観は、基本的に既存の見た目を保持しつつ、室内部分で間取りが変わることに伴い既存の窓を壁にしたり、新たに窓を新設する部分があるので、外壁の洗い出し壁の補修と新たな壁を施工しました。
今回は1階部分の20坪ほどの空間を施工しました。
2階部分はお引渡し後、施主様ご家族でゆっくりDIYされます。
リノベーションには、色々なかたちがあって良いと思っています。
現在はお引渡しも終わり、2階部分を施主様ご家族でDIY中です。

1階部分の窓のブラインドをご依頼いただき、設置しました。

どのような暮らし方をするかで、心地よい間取りや住む人にとって必要な間取りは異なります。
当初は持ち家のある施主様が、立地の良いこの家を、お母様の介護のためにご購入されました。
生活空間をコンパクトにまとめ、広い空間がある間取りは、そのためです。
着工直前に諸ご事情で予定が変わってしまい、現在は20代の娘さんが中心に施主様もお住まいになるお家になりました。
広い空間は、趣味を充実させたり、お仕事柄たくさんの方との交流がある娘さんが、若い同世代で集う空間として利用できたりと、今後も色々な価値を見いだす斬新な空間にまります。

ブラインド

サッシは既存のままでしたので、サッシを隠して空間の雰囲気UPのためアンティーク塗装のウッドブラインドにしました。スラット(羽)が5センチあるので、より洗練された空間にしてくれます。
グレーの壁紙にブラックアイアンのシャンデリアで大人かわいい雰囲気にぴったりでした。
床は、エールホーム支給の自然塗料で施主様ご家族が塗装してくださいました。
カウンターはこれから塗装されるそうです。
2階のDIY中のため、1階にはお引越しの荷物がいっぱいのため、片付けが終わり次第、雑貨でデコレーションします。
ちょっと先になりますが、また掲載させていただきます。

トイレサインをシートでお作りしました


エールホームでは無垢材の造作ドアを使うことが多いのですが、雰囲気や用途、ご予算に合わせてMDFドアを使うこともあります。
クラシカルなデザインに洗練された色味、無垢材を使う造作ドアより、季節による寸法の変化もなく軽量で扱いやすいメリットも。無垢材の造作ドアにも家に合わせてデザインした1点もので、木の収縮や傷も味わいとして楽しめるメリットなどたくさんの良いところもあります。
施主様とプランニングで、どこにどのドアを使うか決めていきます。
MDFドアですが、たくさんのメリットもありますが、ネジやビスがきかないというデメリットもあります。無垢材の造作ドアにアイアンや真鍮のドアプレートをビスで固定したりしますが、MDFドアには難しい…。
ボンドや両面テープで貼るのが一般的ではありますが、今回はクロスにも使われるリメイクシートでドアサインをデザインして作りました。
MDFドアは既製品なので、造作ドアのように1点ものではないのですが、ドアサインはこのおうちのためにデザインしました。
トイレサインは、ランタンタイルのかたちの中にマークを。トイレ内や洗面壁面をランタンタイル柄のクロスにしたので、サインのデザインも合わせてみました。
白いドアが木目調なので、それに合わせて木目調のシートで作っています。
MDFドアは無垢材のドアよりも重厚感が劣りますが、ドアをデコレーションする楽しみもあります。
今回は施主様が実験にご協力いただきました。