エールホームの家

森の奥深くに、まるでおとぎ話から抜け出したような1軒のお家がありました。
ここは、私たちエールホームが心を込めて建てさせていただいた大切なお家。
今日、この家を目指して、ひとりの可愛らしいお客様がやってきたようです。
お母さんが焼いてくれたアップルパイを持って、
大好きなおばあちゃんに会いに来た赤ずきんちゃんです。

玄関ポーチの木製ベンチには、このお家が大好きなオオカミさん。
悪いオオカミがいたのは、もう昔のお話。
彼は、まるで門番のように、いつもこの特等席からお家を見守っています。
「こんにちは、オオカミさん」
「やあ、赤ずきんちゃん。おばあちゃんなら、中にいるよ」
軽い世間話をして、赤ずきんちゃんはお家の中へ。

…けれど、インターホンを鳴らしても、おばあちゃんからの返事はありません。
赤ずきんちゃんの頭に、一瞬、悪い妄想がよぎります。
『もしかして、オオカミが…?』
…いえいえ、そんなはずはありません。
彼女は、目の前にある温かい木製の玄関ドアに、そっと手をかけました。
本物の木で造られたドアは、季節と共に呼吸し、時には少しだけお手入れが必要なこともあります。
けれど、それもまた、家族と共に時を重ねる愛おしい存在なのです。

「おばあちゃん、こんにちは!」
元気な声も、静かな玄関ホールに吸い込まれていきました。
ドアを開けた先に広がるのは、エールホームのこだわりが詰まった空間です。
まず、お客様を迎える「上がりかまち」。
一般的な直線型とは違う、美しいS字のカーブが、玄関に柔らかさと優雅さを与えます。
見上げれば、天井もまた、ゆるやかなアーチを描いています。
気づかないほどの小さな曲線ですが、このひと手間が、空間全体の雰囲気を大きく変えるのです。
そして、壁にそっと寄り添うこの手すり。
実はおばあちゃんが山で見つけた木を、エールホームが焼き加工を施し、世界に一つだけの手すりへと生まれ変わらせました。

おばあちゃんのことが心配ですが、その前に、手を洗わなくては。
アールの可愛らしいドアの先にある、大容量のシューズクロークへ。
靴をしまい、その先の洗面台へ向かう。リビングへと続く、美しく機能的な動線です。

シューズクロークの奥には、アンティークな雰囲気の造作洗面台が。
実はこれ、おばあちゃんが昔使っていた、足踏みミシンの脚を再生して造ったもの。
思い出を、暮らしの一部に。そんな想いを形にしました。
ここで手を洗い、いよいよリビングの中へ。

そして、こちらがリビングへと続く、メインの内部ドアです。
モルタル造形の壁が印象的な玄関と、温かい塗り壁のリビング。
その二つの空間をつなぐため、雰囲気に合わせて一から造作しました。
何層にも色を重ねて出したアンティーク感と、重厚なレバーハンドル。
その家、その場所に最も似合うものを追求する、エールホームの家づくりの象徴です。

「あれ…リビングにも、おばあちゃんいないな…」
赤ずきんちゃんが見渡す、広々としたリビング。
この落ち着いた色合いの天然無垢フロア、エールホームでは、お施主様ご自身に自然塗料で塗装していただいています。
注文住宅だからこそ、ご自身の家づくりに参加する機会を大切にしています。

「キッチンにもいないみたい…」
赤ずきんちゃんが覗き込むのは、エールホームの「造作キッチン」です。
お気に入りのモザイクタイル、コロンとした陶器のシンク、便利なセンサー付きの水栓に、まるいフォルムが可愛い換気扇。
扉の色から取っ手の一つひとつまで、すべてが自分仕様。毎日のお料理が、もっとワクワクする時間に変わります。

ふと、キッチンから、いい匂いがしてきました。
どうやらおばあちゃんは、赤ずきんちゃんのためにチキンを焼いてくれていたようです。
「わぁ、おいしそう…!」
でも、肝心のおばあちゃんの姿は、どこにもありません。

キッチンの奥には、家事室へと続く道が。
「もしかして、こんなところに?」
赤ずきんちゃんは家事室を探し、そしてもう一度、広いLDKを見渡します。
けれど、やはりおばあちゃんの姿は見当たりません。

「そうだ、あそこも見てみよう!」
赤ずきんちゃんが指さしたのは、リビングの一角にある、洞窟のような空間。
ここは、新築でありながら、長く住み継がれたような落ち着きを感じさせる「小上がりの和室」です。

畳には、丈夫でお手入れのしやすい和紙畳を採用。
山から見つけてきた「ねじねじの木」が、空間に遊び心を加えます。
この不思議な空間には、車輪がついたテーブルさえも、まるで昔からそこにあったかのように馴染んでしまうのです。
リビングから腰かけるのに丁度いい高さの小上がりは、その下が大容量の収納になっています。
わずか3畳の空間が、暮らしに彩りを生み出します。

「1階にはいないみたい。こうなったら、2階かな?」
赤ずきんちゃんは、このお家のもう一つの主役、「カーブ階段」へと向かいます。
階段の壁は、毎日無意識に触れてしまう場所。
そこでエールホームでは、デザイン性と汚れ防止を兼ね備えた「モルタルの造形壁」をご提案しています。

カーブ階段だからこそ生まれる、吹き抜けの大きな窓や、お気に入りを飾れる三角のディスプレイスペース。
そして、このゆるやかなカーブと段差は、ご高齢の方の膝への負担も少なく、万が一滑ってしまっても、途中で体が止まりやすいという、優しさも備えているのです。

階段を上がると、天窓から光が降り注ぐ、開放的なフリースペースが広がります。
ここは各部屋をつなぐ廊下でありながら、ソファに腰かければ、時を忘れてしまうような特別な空間。
そして、アーチの開口の奥に見えるのが、サニタリースペースです。

洗面台をあえて脱衣所の外に出すことで、
「家族の誰かがお風呂に入っていると洗面台が使えない」という、よくあるお悩みを解決しました。

「わぁ、鏡がたくさん!」
朝の洗面台渋滞を解消する、贅沢な2ボウル仕様の「造作洗面台」。
ガラスのモザイクタイルに、グリーンの収納扉、アンティークな水栓。
毎日使う場所だからこそ、気分が上がるデザインに。

その奥のトイレには、壁に埋め込まれたアンティークのステンドグラスが。
夜、灯りをともせば、吹き抜けに面した裏側から、美しい光がこぼれます。

「おばあちゃん、このお部屋にいるの…?」

赤ずきんちゃんの探検は、おばあちゃんの寝室へ。
もちろん、ここにもおばあちゃんの姿はありません。
けれど、このお部屋にも素敵な秘密が隠されていました。

アーチの開口をくぐった先にあるのは、寝室専用のメイクスペース兼、洗面台です。
ホテルで過ごす朝のように、ベッドから数歩で身支度ができる、ほんの少しの贅沢。
この心地よい時短が、毎日の暮らしを豊かに彩ります。

続いては、赤ずきんちゃんが遊びに来た時のために用意された、子ども部屋。
「ここには、私だけの秘密の場所があるの!」
そう、梯子をのぼった先にあるのは、空を見上げるためのロフトです。

天井には雲が浮かぶクロス、そして天窓。夜には満点の星を独り占めできる、魔法のような空間です。

「もしかして…お風呂?」
まるでホテルのようなバスルームに、赤ずきんちゃんは思わずうっとり。
エールホームでは、こんなバスルームも一から造作することが可能です。

その時、赤ずきんちゃんは思い出しました。
『そういえば、おばあちゃん、いつもあのドアの奥で何かしてたっけ…?』

ドアの先は、脱衣所から繋がるドライルーム。
ボタン一つで物干し竿が降りてくる、天候を気にしない室内干しスペースです。
そして驚くのは、その動線。

【脱衣所で洗濯 → ドライルームで干す → 乾いたら隣のフリースペースのカウンターで畳む → すぐそばの各部屋に収納】
わずか数歩で洗濯が完了する、魔法のような「家事楽(かじらく)動線」です。
この工夫が、お客様をお迎えする1階のリビングを、いつでも美しく保つ秘訣なのです。

おばあちゃんがいないことを確信し、赤ずきんちゃんは再び1階へ。
「そうだ、1階のトイレを探してなかった!」

エイジング加工のドアに、ガラスのノブ。
天使の飾りに、クラウンモチーフの照明。
小さな空間の一つひとつに「好き」を詰め込んだ、癒しの空間です。

そして、再びリビングへ戻った、その時でした。
「あれ…? おばあちゃん!」

リビングから繋がるテラス。
柔らかな日差しの中、赤ずきんちゃんの新しいずきんを編みながら、うたた寝をしていたのでした。
「心配したんだから!」
「おや、ごめんよ。あまりに気持ちが良くてね」

プライバシーを守りながら光と風を取り込むテラスは、リビングを広く感じさせる、もう一つの特別な部屋なのです。

このお家には、もう一つ、素敵な秘密があります。
外観の可愛らしい、まあるいドア。実は、自転車やガーデニング用品を収納できる、便利な外部収納なんです。
暮らしに必要なものも、デザインの一部として溶け込ませる。雰囲気を損なわない、それがエールホームのデザインです。

おばあちゃんとの楽しい時間を過ごした赤ずきんちゃん。
優しいオオカミさんとおばあちゃんに見送られ、元気に手を振りながら、強く心に誓うのでした。
『大人になったら、この家を絶対に相続してもらおう!』と。
世代を超えて、住み継いでいきたいと思える家。
そんな家づくりはもちろん、その先の、不動産に関するお悩みまで。
エールホームは、お客様の暮らしに、ずっと寄り添い続けます。
新築、リフォーム、そして不動産のこと。ぜひ、エールホームにご相談ください。

